サク箱

届いたファイルが開けない。壊れているのか、形式が違うのか

拡張子は名前にすぎません。中身を見れば、どちらなのか分かります

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開けない理由は、だいたい3つ

形式が名前と違う、転送の途中で欠けた、開くソフトが対応していない。この3つで、ほとんどの場合を説明できます。

原因によって、やることが変わります。送り直しを頼むのか、名前を直すのか、別のソフトを使うのか。先に見分けてください。

中身から形式を調べる

ファイルの情報を見るにファイルを渡すと、拡張子ではなく**中身の先頭**を見て、本当は何の形式かを判定します。

「.pdf という名前なのに、中身はZIP」といった食い違いは珍しくありません。やり取りの途中で名前だけ変えられていることがあります。

名前と中身が食い違っていたら

判定された形式に合わせて、拡張子を正しいものへ直せば開けることがあります。中身そのものは無事なので、送り直してもらう必要はありません。

逆に、拡張子だけを変えても中身は変わりません。「.jpg にしたのに開けない」場合は、中身が画像ではないということです。

途中で欠けていないかを確かめる

送り主と自分の手元で、ファイルの大きさが同じかを比べてください。違えば、転送が途中で終わっています。

もっと確実なのはファイルのハッシュ値を出すです。同じ内容なら同じ値になり、1バイトでも違えば別の値になります。送り主に同じ道具で値を出してもらい、見比べてください。

ZIPから取り出した直後に開けないとき

名前が記号の羅列になっている場合は、ファイル名の文字コードの食い違いです。中身は壊れていません。ZIPの文字化けした名前を直すで読める名前に直せます。

ZIP自体が開けない場合は、分割して送られた断片がそろっていない可能性があります。送った数を確かめてください。

開くソフトの問題のとき

形式は正しいのに開けないなら、ソフトが対応していないか、版が古い可能性があります。HEICやWebPのような比較的新しい形式で起こりがちです。

この場合は、送り主に形式を変えてもらうか、こちらで広く開ける形式へ変換してから使ってください。

心当たりのないファイルは開かない

差出人に覚えがないのに届いた添付は、形式を調べる前に、本当に開く必要があるかを考えてください。名前に二重の拡張子が付いているものは特に注意が要ります。

中身を調べるだけなら、開かずに判定できます。実行して確かめる、という手順は取らないでください。

同じことを繰り返さないために

大きなファイルは、送る前に自分で一度開いて確かめます。送り先で開けないと分かるまでに何日もかかることがあり、作り直しの手間はそのぶん増えます。

共有の保存場所で直接編集していると、途中で切れた状態がそのまま残ることがあります。手元へいったん落として、保存してから戻す形にすると、壊れた版が広がりにくくなります。

やり取りの途中で何度も壊れるようなら、経路そのものを変えます。メール添付をやめて共有の置き場を使うだけで、途中で欠ける事故はかなり減ります。

よくある質問

ファイルを開かずに形式を調べられますか?
調べられます。中身の先頭にある決まった並びを読むだけなので、実行や展開は行いません。
壊れたファイルを修復できますか?
できません。欠けた部分は復元できないため、送り直してもらう必要があります。
拡張子を変えれば開けるようになりますか?
中身と合っている場合だけです。中身が別の形式なら、名前を変えても開けません。
調べたファイルは送信されますか?
されません。判定も値の計算も、お使いのブラウザの中で行います。

この記事で使う道具

記事で紹介しているツールは、すべて登録不要・ブラウザ内で動きます。