写真とPDFから、個人情報を残さずに消す
黒く塗ったつもりで残ってしまう情報と、その確実な消し方
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黒く塗っても、文字は残っている
ワープロや注釈の機能で黒い四角を重ねただけでは、下にある文字はPDFの中に残ります。コピーして貼り付ければ読めますし、検索にも出ます。この方法での情報流出は、官公庁や企業でも繰り返し起きています。
確実に消すにはPDFを墨消しを使ってください。塗る指定をしたページを画像に作り直すため、下の文字はどこにも残りません。指定のないページは文字を選べるまま残ります。
写真には、撮った場所が入っている
スマートフォンで撮った写真には、撮影した場所の緯度経度や、日時、機種が埋め込まれていることがあります。自宅で撮った出品写真から住所が分かる、という事故はここから起きます。
写真の撮影情報を削除で取り除けます。画像を開いて描き直すのではなく、情報の区画だけを外すので、画質はまったく変わりません。残っているかどうかは画像の情報を見るで確かめられます。
モザイクとぼかしは、読まれることがある
升の細かいモザイクや弱いぼかしは、元の文字を推測されることがあります。数字や短い文字列ほど復元されやすく、口座番号・電話番号・住所には向きません。
読まれて困るものは、画像を1画面で整えるで黒く塗りつぶしてください。同じ画面で切り抜きや縮小もできるので、余計な範囲を最初から外してしまうのも有効です。
消し忘れやすい場所
本文だけに気を取られると、ページの端の通し番号、ヘッダーの部署名、表の欄外の注記、写真の背景に写り込んだ書類などが残ります。保存する前に、全ページを一度ざっと見てください。
PDFには、本文とは別に作成者名やソフト名の情報も入っています。こちらはPDFの作成者情報を削除で取り除けます。
消したあとに確かめる
墨消しした書類は、開いて文字をなぞってみてください。塗った部分が選択できなければ、中身は残っていません。検索でその語を探してみるのも確実です。
写真は画像の情報を見るに通して、位置情報の欄が空になっていることを見てください。「たぶん消えた」で人に渡さないのが、いちばんの予防になります。
スキャンした書類の落とし穴
紙をスキャンしたPDFは、文字が絵になっているので、黒い四角を重ねれば消えたように見えます。ところがスキャンPDFを文字検索できるようにする(OCR)のような読み取りを通したあとの書類では、見えない文字の層が残っていることがあります。読み取り済みの書類は、必ず墨消しで消してください。
ページの一部ではなく、ページごと不要なときはPDFのページを削除で削るのがいちばん確実です。塗り残しが起きません。
渡す経路にも気を配る
消したファイルを、元のファイルと同じ場所に上書き保存すると、取り違えて元を送ってしまうことがあります。ファイル名を変えて、別のフォルダへ保存してください。
当サイトのツールはすべてブラウザの中で処理するので、消す作業のためにファイルを外部へ上げる必要はありません。
よくある質問
- 墨消しは元に戻せますか?
- 戻せません。塗った部分の中身は残らないためです。元のファイルは別に保管しておいてください。
- SNSに上げれば位置情報は消えるのでは?
- 自動で消す場所もありますが、消さない場所もあります。上げる前に自分で取り除いておくのが確実です。
- 顔を隠したいだけですが、モザイクでもいいですか?
- 顔は文字と違って推測の手がかりが少ないため、モザイクやぼかしでも実用になります。ただし確実を期すなら塗りつぶしてください。
- ファイルはどこかへ送られますか?
- 送られません。この記事のツールはすべてブラウザの中だけで処理します。消したい情報を外部へ預ける必要がありません。
この記事で使う道具
記事で紹介しているツールは、すべて登録不要・ブラウザ内で動きます。